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佐藤食品工業（新潟市東区）は29日、同社が製造、販売していた切り餅が
越後製菓（長岡市）の特許を侵害したとして、19億１５９５万円の損害賠償を
求める訴訟を東京地裁に起こされたと発表した。
佐藤食品工業は、この切り餅の製品名を公表していないが、切り餅の特許を
めぐって２００９年に始まった訴訟とは別の製品が対象という。
越後製菓は同年３月、切り餅の側面に切り込みを入れる特許を侵害されたとして、
佐藤食品工業を提訴した。12年３月、知財高裁が特許侵害を認め、約８億円の
損害賠償を命じたが、佐藤食品工業はこれを不服として上告している。
◎越後製菓 URLﾘﾝｸ(www.echigoseika.co.jp)
◎サトウ食品工業--訴訟の提起に関するお知らせ
URLﾘﾝｸ(www.satosyokuhin.co.jp)
※リリース抜粋
「訴訟の原因および提起に至った経緯」
越後製菓が保有している、切り餅の側面に切り込みを設けるという特許に関しては、
平成21年４月22 日付「越後製菓(株)の当社に対する訴訟の提起に関するお知らせ」で
お知らせしたとおり、既に越後製菓から訴訟の提起を受けており、当社は、越後製菓の
請求を争っているところですが、この度提起された訴訟は、前訴において請求の対象
とはされていなかった製品および期間に関して、新たに損害賠償を求めるものです。
「訴訟の内容および損害賠償請求金額」
(１)訴訟の内容 越後製菓が保有する特許権を当社が侵害しているとして、
損害賠償
を求めるもの
(２)損害賠償請求金額 1,915,950,000 円
◎URLﾘﾝｸ(www.niigata-nippo.co.jp)