12/05/29 08:04:41.86
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乗用車大手８社が２８日発表した４月の生産・販売・輸出実績は、
国内生産が前年同月比２．７倍の７５万７５９４台と大幅に前年を上回った。
国内生産の増加は７カ月連続。
東日本大震災の影響で低調な生産を余儀なくされた反動で大きく伸びた。
加えてエコカー補助金など政策効果による国内販売の伸びを受けて、
各社が増産していることも生産を底上げした。
国内生産は、昨年４月の工場の操業停止と減産の規模が特に大きかったトヨタ自動車と
ホンダがそれぞれ５．１倍、６．１倍と大幅に増えた。
ダイハツ工業が３．２倍だったほか、他の５社も大幅な２桁増を記録した。
また、政策効果も国内生産の拡大に寄与。トヨタの小型ハイブリッド車「アクア」や、
ダイハツ工業の軽自動車「ミライース」など、低燃費のエコカーを中心に国内市場の
販売が好調なため、各社は４月に休日出勤や残業を実施した。
４月の国内生産の台数水準は、トヨタが震災の影響がなかった２０１０年４月の
２４万９０００台超を超え、ホンダも同じく７万４０００台超を上回っており、
国内市場の回復ぶりも鮮明になってきている。
海外生産も同４９．３％増の１２４万５５６１台と大幅増。国内と海外を合わせた
世界生産も、同７９．８％増の２００万３１５５台と大幅に伸びた。
◇
■乗用車大手８社の２０１２年４月の生産・輸出・販売台数実績
国内生産 海外生産 輸出 国内販売
トヨタ ２７万５７６１（５．１倍） ４１万９７２６（６４．８）１８万 ５０（ ５．８倍）１０万７８２６（２．９倍）
日 産 ８万５７３４（９４．０） ２８万３７８８（３９．２） ５万２６６０（ ３．６倍） ３万９４１３（６３．８）
ホンダ ８万７０４９（６．１倍） ２６万４６１４（２．１倍） ２万１９７７（ ３．４倍） ５万５５００（２．０倍）
スズキ ９万３６６８（６０．４） １６万４６０８（ １．３） １万６３９２（ ▲４．３） ５万３８０５（８７．９）
マツダ ６万５４８４（８５．４） ２万８２１９（ ５．７） ４万４２１８（ ２．１倍） １万３４４６（３７．８）
三菱自 ３万９０５６（４２．１） ３万５５３０（ ７．６） ２万６４５３（ ３５．７） ７９１３（▲９．０）
ダイハツ ６万４８３９（３．２倍） ３万４１９９（６８．０） ６１８（▲３７．２） ５万２６６６（２．２倍）
富士重 ４万６００３（８１．２） １万４８７７（６７．２） ２万９８２２（ ３．６倍） ８８４７（ １．４）
８社合計 ７５万７５９４（２．７倍）１２４万５５６１（４９．３）３７万２１９０（ ３．１倍）３３万９４１６（２．０倍）
（注）単位：台。カッコ内は前年同月比増減率％、▲はマイナス
-以上です-