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大手鉄鋼メーカー「JFEスチール」は、太陽光発電設備の需要が、
ドイツなどヨーロッパ各国で落ち込んでいることなどから、太陽光
パネルの原料の製造・販売事業から撤退することを決めました。
JFEスチールは、岡山県倉敷市にある製鉄所で太陽光パネルに使われる
「多結晶シリコン」を製造し、ピークだった平成20年度には180億円を
売り上げていました。
しかし、ヨーロッパの信用不安の影響で、太陽光発電設備の主な市場と
なっていたドイツなど欧州各国での需要が減少するとともに、中国メーカー
との厳しい価格競争で採算が悪化したことから、JFEスチールは、太陽光
パネルに使われる「多結晶シリコン」の製造・販売事業から撤退することを
決めました。
太陽光パネル向けの原料の製造を巡っては、新日鉄のグループ会社とシャープが
共同で出資する「NSソーラーマテリアル」も、ことし9月での生産停止を
決めており、ヨーロッパの信用不安が再生可能エネルギーの事業分野にも影響
している形です。
◎URLリンク(www3.nhk.or.jp)