【経済政策】インドは指導力欠如で経済迷走、ギリシャ型危機危惧する声も[12/05/22]at BIZPLUS
【経済政策】インドは指導力欠如で経済迷走、ギリシャ型危機危惧する声も[12/05/22] - 暇つぶし2ch2:のーみそとろとろφ ★
12/05/23 00:44:41.34
>>1より
18日付ヒンドゥスタン・タイムズは、政府が財政および経常赤字を抑えるための確固とした行動を起こさなければ、
インドがギリシャ型の債務危機に見舞われると警告した。
同紙は「難しい決定をするための政治力が欠けている」と指摘する。

同国は昨年後半、連立与党議員を含む反対により、
米小売り最大手ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)といった海外企業に
同国の4500億ドル規模のスーパーマーケット市場を開放する計画を撤回。
課税逃れ防止策導入の遅延も今月に発表されたばかりだ。

マリク氏は「経済に及ぼす打撃やシン首相率いる国民会議派の政権運営の失敗の程度には、
入門編の経済学を学ぶ学生さえも困惑すると言っても大げさではない」と論じた。

今年80歳になるシン首相は、連立予党内の調整に苦戦しており
、政治的により影響力のある財務相に対して説き伏せる力がないようだ。
産業界の重鎮によると、「彼(シン氏)のムカジー氏に対する影響力はゼロ」という。

両者は経済政策に対する見方に相違があるとされる。
シン首相がインドの世界経済への統合により重きを置く経済学者の側面が強い一方、
ムカジー氏は国内で支持を集めることができる政策を好む機敏な政治家。

シン首相の経済顧問の1人であるゴビンダ・ラオ氏は、
首相とムカジー氏の間の不和を否定する。ムカジー氏が財務相だった1982年から1984年の間、
シン首相は中央銀行総裁の座についていた。ラオ氏はシン氏の個性について、
「財務相としてのシン氏は素晴らしかったが、首相としては全員をまとめなければならない。
彼は政治に傾倒していない」と指摘した。一方、ムカジー氏に近い筋は、
ムカジー氏とシン氏が「お互いを尊重し合っており、話し合える仲」とコメントした。

内部関係者は、両者の関係を丁寧ながらフォーマルと表現する。
シン氏はムカジー氏の決定について、疑念を抱いている可能性があっても公には問い正さないとし、
経済政策に対してムカジー氏に裁量の自由があることを示唆した。

ムカジー氏は次期大統領選挙の有力候補と目されている。
同氏自身もその地位を切望しているとされ、その野望が政策決定の邪魔をしている可能性もある。
ムカジー氏は3月の予算案で発表した課税逃れ防止策について、
当初は他の主要経済国と変わらない政策を提案しているとして、
投資家や産業界からの批判を物ともしなかったが、結果的に導入を1年先送りする意向を示した。

対印米大使を務めたティム・レーマー氏は、ここ最近の展開について、
「米産業界ではインド側の突然の政策転換や計画の縮小、
覆される決定に次第に憤りを募らせ、疲弊感も増している」と指摘した。

政府は、経済の自由化と対内投資拡大に向けた動きを加速させることに注力すると強調するが、
その機会は急速に閉ざされてきている。

2014年に見込まれる総選挙に向けて選挙戦が始まる中、
投資家が心待ちにする政治的な妥協や確固とした経済改革は遠のきつつある。

(Ross Colvin/Manoj Kumar記者;翻訳 青山あつ子;編集 加藤京子)

以上です。


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