12/05/13 20:13:19.72
東京ビッグサイトで開催されているIT関連の展示会「2012 Japan IT Week 春」で11日、
Twitter Japan株式会社でビジネスデベロップメントディレクターを務める牧野友衛氏が講演し、
同社のこれまでの製品展開やパートナー戦略の展望について語った。
● 日本法人はTwitter初の海外拠点、独自の製品開発も進む
牧野氏によれば、世界の1日あたりのツイート数は3億4000万件、アクティブユーザー数は1億4000万人に上り、
そのうち半数以上が毎日ログインしているという。
また、アクティブユーザーの55%はモバイル経由から利用し、
新規にアカウントを開設する6人に1人がモバイル経由だとしている。
1秒あたりツイート数(TPS)のランキングでは、映画「天空の城ラピュタ」のテレビ放映中に2万5088件に到達したのが1位だったほか、
女子サッカーワールドカップ決勝戦でなでしこジャパンが米国代表を破った瞬間をはじめ、
トップ10のうち4件が日本からの記録だった。
牧野氏は「日本は世界で2番目にアクティブユーザーが多い国」といい、
そうした背景から2011年3月、Twitter初の海外拠点として日本にオフィスを構えたと説明。
日本法人は独自の製品開発も進めており、携帯向けサイトの開設やハッシュタグの日本語対応、
話題のキーワードを抽出する「トレンド」の日本主要都市への対応などを行ってきた。
Twitterユーザー数の推移
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
モバイルの活用が多いTwitter
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
世界の瞬間ツイート数ランキング
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
日本向けのプロダクト開発
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
中略
● ソーシャルの口コミが9%上がると視聴率が1%上がる
今後のパートナー戦略としては、Twitterのデータを分析する企業との提携にも注力していくという。
これは“ソーシャルリスニング”と呼ばれる分野で、ツイートをもとに企業の広告キャンペーンやブランド認知度などの調査を行うもの。
最近ではテレビ局をはじめとするメディアでもツイートを分析するケースが出てきているという。
テレビ局のTwitter活用について牧野氏は、日本でも番組中に募集したツイートを紹介する取り組みなどが増えてきたと指摘する。
さらに米国の事例として、人気番組「SURVIVOR(サバイバー)」の放映中にホスト役のタレントが番組内容をツイートするケースを紹介。
この取り組みは「Live Tweet」と呼ばれており、これを実践する前のシーズンと比べて、番組に関するツイート数が3~4倍増える反響があった。
ほかにも、ハッシュタグを使って番組中に意見を募集したり、ツイート数で人気投票を行うなどの事例があるという。
続きます>>2-5
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)