12/05/12 02:23:31.94
りそなホールディングス(HD)は11日、平成25年3月期に法人税の納付を再開すると発表した。納付は18年ぶり。
決算期をまたいで持ち越す赤字の「繰越欠損金」が解消したためだ。
銀行業界では、三井住友銀行も15年ぶりに納付できる見通しで、
三菱東京UFJ銀行はすでに23年3月期に10年ぶりに法人税を払った。
バブル崩壊後の不良債権処理に苦しんだ銀行の復調ぶりがうかがえる。
大手銀は、不良債権処理のために多額の赤字(欠損金)を計上。
欠損金を次年度以降に繰り越し、利益と相殺して法人税額を減らせるルールを活用して、長年にわたり、税金を払っていなかった。
しかし、不良債権処理を進めたことで、経営体質が改善。業績が回復軌道に乗ってきた。
11日にりそなHDが発表した24年3月期の連結最終利益は、前期比58・5%増の2536億円と、大幅増益を確保。
他の大手銀も、最終利益が前期を上回るとみられる。
このまま利益を上げ続ければ、25年3月期は欠損金が解消するため、納税を再開することにした。
みずほフィナンシャルグループ(FG)の傘下銀行も25年3月期に再開する見通しだ。
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