【衣料/中国】人件費高騰 転換期迎える中国のアパレル産業 注文3割減、止まらぬ市場低迷[12/05/09]at BIZPLUS
【衣料/中国】人件費高騰 転換期迎える中国のアパレル産業 注文3割減、止まらぬ市場低迷[12/05/09] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
12/05/09 08:21:31.67
中国のアパレル輸出産業は、欧米市場の低迷や国内生産コストの増大といった悪条件が重なり、
転換期を迎えている。広東省広州市で開催された第111回中国輸出入商品交易会(広州交易会)
第3期(5月1~5日)のアパレル館で、浙江省神鷹集団の何暁侃マネジャーは、国内の
人件費高騰について苦境を語る。

何マネジャーによると、工場労働者の給与は1人月額3000元(約3万8000円)。
ベトナムやカンボジアでは500元程度に収まり、製品の出荷価格は3分の1も安くなって、
中国のアパレル製品輸出にとって脅威になっているという。しかも、同社では人件費は昨年から
2割超上がったが、注文は3割以上減っているというのだ。

こうした人件費上昇や政府の政策を受け、これまでアパレル生産の拠点となってきた広東省や
浙江省では、省外への移転を進める企業も出てきた。
広東省絲麗国際集団服装の葉玉●総経理助手は「生産の一部を安徽省や江西省など人件費が
比較的安い内陸部に移転するのも、企業の発展戦略の1つだ」と話す。

◆輸送コストに課題
ただ、「移転で人件費が下がったとしても、内陸では原材料が調達できず、遠隔地から輸送
することになり、かえってコストがかかってしまう」と葉総経理助手は頭を抱える。

広州交易会に出展しているアパレル企業の中には、インドやカンボジア、ベトナムなどに
工場を移設する企業もあるが、現地での材料調達といった移転条件が整っていないことが障壁と
なっているという。
一方、新素材を使ったミドルエンドやハイエンドの製品生産にかじを切っていく必要があると
考える企業も少なくない。ただ、こういったモデル転換やレベルアップは、決して簡単では
ないようだ。

◆消費者は限定
江蘇省蘇州恒潤の責任者、余華氏によると、ハイエンド・アパレル製品は利益率は高いが、
消費対象が限定され、発展の余地が少ないという。研究開発やデザインに費用がかさみ、
商品価格に影響。市場に受け入れられなければ、元も子もなくなる。
中国紡績品輸出入商会の統計によると、昨年の欧州連合(EU)各国や米国への輸出シェアは
それぞれ1.4%、1%の減少している。

中国のアパレル企業にとって、厳しい状況が続く中、海外からの注文を切望する姿は、
今回の広州交易会の会場でも見て取れた。しかし、来場者数は多いとはいえず、
企業の展示ブースでは静まりかえったままのところもある。(中国新聞社)
●=にんべんに趙のつくり

ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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