【食品】輸入米:じわり人気…消費者の抵抗感和らぐ[12/05/05]at BIZPLUS
【食品】輸入米:じわり人気…消費者の抵抗感和らぐ[12/05/05] - 暇つぶし2ch1:のーみそとろとろφ ★
12/05/06 22:44:35.97
 国産米の価格上昇や品薄を背景に、小売りや外食の一部で中国産など割安な輸入米の取り扱いが拡大している。
安価に流通する外国産米は国産米に比べればごくわずかだが、以前に比べると消費者の外国産米への抵抗感は和らいでいるようだ。
味も向上しており、売り切れが出るスーパーもある。
 ◇震災で国産品薄も背景に
 スーパー大手の西友は、関東と静岡県の149店舗で3月から中国・吉林省産米の販売を始めた。
国産の低価格米の不足を懸念し、販売に踏み切った。価格は1299円(5キロ)で同社で扱っている国産低価格米より約350円安い。
中国産であることを明記し、残留農薬のチェックもアピール。計画を上回る売れ行きで「売り切れ店も出た」(広報)という。

 牛丼チェーンの松屋は2月から全国約7割の店で豪州産米を国産米にブレンドして使用。
国産低価格米の品不足に対応するためで「国産米が入手できれば元に戻す」(松屋)というが、
外国産米の使用を張り紙で告知しても、売り上げへの影響はないという。
回転ずしチェーン「かっぱ寿司」は4月中旬から1カ月間、埼玉県の1店で100%米国産米を試験的に扱い、
食味や調理の仕方の違いを調べている。
現在は全て国産米のすし販売チェーン「小僧寿し」も輸入米使用を検討中だ。
 外国産米の使用は、国産米の価格上昇や品薄が原因。福島第1原発事故の影響で、
卸業者が例年より早く11年産米の確保に動いたため、値上がりし、一部では品薄になっている。
農水省によると、業者間取引で前年比約15%の高値になっており、
「従来安価だった北海道、青森県産に注文が殺到し、入手しにくい小売業者もいるようだ」(同省)という。
 ただ、イトーヨーカ堂やイオンは外国産米の販売予定はない。
ファミリーレストラン「ガスト」や牛丼チェーン「吉野家」や「すき家」は「国産米の価格上昇は緩和に向かう」(吉野家)などと、
国産米を使い続ける方針だ。
 西友などが扱う外国産米は、すべて政府が輸入するミニマム・アクセス(MA)米の10万トン分で、
国産米の販売量(09年で624万トン)に比べれば、ごくわずかだ。それでも、冷夏で凶作だった93年に輸入された外国産米が、
味の違いなどから消費者に受け入れられなかったことに比べると、大きな変化といえる。
 高城孝助・女子栄養大教授は「品種改良で味が向上し、所得減少で消費者が低価格の中国産米に向かっている。
西友のような大手が扱うことも安心感を与えている」と指摘する。【岡田悟】
 ◇ミニマム・アクセス米◇
 日本国内の米作農家を保護するため、輸入米に778%の高関税をかける代わりに、
無関税で一定量輸入するよう義務づけられたコメ。93年の貿易自由化交渉のガット(関税貿易一般協定)・ウルグアイ・ラウンドの結果を受け、
政府が全量を輸入、販売している。輸入は95年度から始まり、輸入量は00年度以降、年間約77万トン。
うち主食用米は約10万トンで、民間企業に販売される。それ以外は加工用や飼料用、海外援助用に回る。
国産米の販売量の推移 農水省推計
URLリンク(mainichi.jp)

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