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仮名で入力した文字を効率的に漢字交じりに変換できる日本語ワープロの基本技術を巡り、
東芝の技術者だった天野真家湘南工科大教授が、同社に約3億2千万円の発明対価の支払いを求めた訴訟は2日までに、
知的財産高裁(塩月秀平裁判長)で和解した。高裁の和解勧告を双方が受け入れたが、内容は明らかにしていない。成立は4月25日付。
争われたのは、変換時に使用頻度の高い単語を優先表示する技術と、前後の文脈から変換の精度を高める技術の2件。
現在の日本語ワープロの基礎となったとされ、1985年と86年にそれぞれ特許登録した。
訴訟では天野氏の単独発明かが主な争点となり、
一審・東京地裁は昨年4月、1件目は天野氏を含む3人の共同発明、2件目は天野氏の単独発明と認定。
天野氏の貢献度や、発明で東芝が受けた利益などを総合的に判断し、同社に約643万円の支払いを命じた。
天野氏は2件とも単独発明と主張し、控訴していた。
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