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35~44歳の6人に1人、約300万人が未婚のまま親と同居していることが、
総務省統計研修所が昨年まとめた推計で明らかになった。
90年代に指摘された当時20~30代の「パラサイト・シングル」(親に依存する
未婚者)の多くが、中年世代になっても依存を続けているとみられる。
10年9月に実施した同省の労働力調査を基に、統計研修所が推計。
35~44歳で親と同居する未婚者は295万人。同世代の16.1%で、
90年の112万人(同世代の5.7%)、00年の159万人(同10%)から
急増した。
雇用も不安定で、完全失業率は11.5%と同世代全体(4.8%)の2倍以上。
非正規雇用率(契約期間1年以下)も、データのある80年以降で初めて
全体(11%)を上回り、11.2%に上昇した。
「パラサイト・シングル」を造語した山田昌弘・中央大教授(家族社会学)らの
分析でも、両親と同居する35歳以上の未婚者の平均年収は、
94年の204万円から10年後には138万円に減少。
気ままな若者の代名詞だったパラサイト像は変質し、統計研修所の西文彦教官は
「経済的余裕がなくなり同居を長引かせているのでは」と話す。
ソースは
URLリンク(mainichi.jp)
総務省統計研修所 URLリンク(www.stat.go.jp)