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□取締役執行役員副社長・事業戦略本部長
■多くの人に安心・支持されるサービス目指す
--ソーシャルゲームを運営する各社が業界を挙げてRMT(リアル・マネー・トレード)への規制を強化している理由は
「ネットオークションなど他のサイトで行われるRMTを、われわれは管理することができず、
トラブルなどが発生しても被害に遭った会員をサポートできない。
ユーザー同士の交流を楽しんでもらうのがソーシャルゲームだが、
コミュニケーションをするための仕組みを使って金銭をやりとりする行為をわれわれとしては認めておらず、放置することはできない」
--RMTをかえって助長してしまう恐れはないか
「確かに大々的に規制を打ち出していくと、RMTを知らない人にも、その存在を知らしめてしまうのでは、と危惧する考え方もあった。
しかし、ゲームの参加者数の多さや消費者問題に対する国内の意識の高さを考えると、成長産業として社会的責任は大きいと判断した」
--規制を強化することでユーザー離れにつながるリスクはないか
「(規制強化で)消費者を保護する体制を整備しないと、利用者は今後増えていかないだろう。インターネットを通じて、
世の中を良くするというのがわれわれの使命だ。
そういう意味では、未成年のユーザーの保護者といった人たちにも、安心して『(子供たちに)使わせてもいい』と言ってもらえるよう、
多くの人に支持されるサービスにしなければいけない」
--海外にも積極的に展開しているが、国ごとにどのように取り組むのか
「各地の文化に応じた規制が必要となる。具体的には、進出先の海外の拠点に設けたカスタマーサポートセンターでしっかり対応していく。
ただ、利用頻度や売上額は日本市場が圧倒的に大きく、社会的なインパクトも桁違いに大きい。日本でしっかりした体制を作ることが最優先となる」
【プロフィル】山岸広太郎
やまぎし・こうたろう 慶大卒。1999年日経BP。2003年にシーネットネットワークスジャパンに入り「CNET Japan」編集長。
2004年12月のグリー設立時から現職。36歳。神奈川県出身。
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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