12/04/19 15:22:14.31
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『ニュージーランド・ヘラルド』紙は、マードック大学マイケル・ベンス教授の話を引用し、
「中国人は医薬品を製造する際に、植物を極めて複雑な手法で混合している。一部の漢方薬には
麻黄(マオウ)や細辛(サイシン)が含まれている。例えばサイシンは毒性がある植物であり、
過剰な摂取によっては強い副作用を起こすこともあるが、漢方薬の包装や使用説明書には
毒性に関する注意書きが一切されていない」と指摘した。中国網日本語版(チャイナネット)が
報じた。
中国中医科学院研究員、国家中薬品種保護審評委員会委員の周超凡氏は取材に対し、
「漢方医学・漢方薬事業の世界での発展は災難続きだ。その主な要因となっているのが、
漢方医学や漢方薬に対しての無知である」と述べた。
「伝統的な医学は称賛されるべきだ。漢方医学は2000年以上の経験の賜物であり、独自の研究に
研究を重ねた理論を持っている。麻黄と細辛を例に言えば、中国にはこの2種類の生薬を
使用してきた長い歴史があり、漢方医学の理論に従い、一連の加工処理や配合などの技術を
駆使することで、解毒し、より効果が出る漢方薬を製造している」と周氏は言う。
有毒物質の毒性を抑制することに関して言えば、症状に合った薬を正確に使用することや、
きちんと配合を行っているかどうかが重要となる。また、患者に対し、服用する際に、
どのような事に注意する必要があるか、例えば一緒に飲んではいけない薬などをしっかり
指導することも大事である。周氏は「医者歴50年になるが、麻黄と細辛を処方した事は
数知れない。しかし、何か問題が発生したことは一度もない」と話す。
毒性のある生薬の使用に関して、周氏は例を挙げて説明した。周氏が以前診た患者で、
心臓の動きが悪い患者がおり、夜間の心拍数は1分あたり40回にも満たなかった。
西洋医学であれば、一般的にはペースメーカーを使用するだろうが、外国製の機器は非常に高く、
ペースメーカーを使用したくない患者もいる。
周氏は患者に麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を処方し、1カ月服用した結果、
心拍数は上がり、病状も明らかな改善が見られたため、ペースメーカーを使用せずに済んだという。
-続きます-