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[ロンドン 16日 ロイター]
米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)の共同創業者、セルゲイ・ブリン氏は16日付の英紙ガーディアンのインタビューで、
インターネット誕生を支えたオープン性とユニバーサルアクセスの原則が、これまでで最も大きな脅威に直面していると指摘した。
ブリン氏は、一般市民のアクセスやコミュニケーションを監視しようとする政府の取り組み強化などが、
インターネットの自由を脅かしているとコメント。また、エンターテインメント業界による著作権侵害への取り締まりについても批判した。
同氏は、米フェイスブック(FB.O: 株価, 企業情報, レポート)や米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)などは、
自社のプラットフォームでリリースされるソフトウエアを厳しく管理することで、
ユーザーの囲い込みを強化していると述べ、これがインターネット上の制限拡大につながっていると強調。
両社の事業拡大は、技術革新の妨げやウェブの分断をもたらす可能性がある、と警告した。
ブリン氏は「開かれたインターネットには現在、世界中で非常に強力な勢力が対抗している」と語り、
「これほどの不安を感じたことは過去にない」と危機感を募らせた。
このほか、中国、サウジアラビア、イランなどによるインターネットの検閲や使用規制についても懸念を示した。
URLリンク(jp.reuters.com)
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