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[東京 4日 ロイター] 日銀が4日発表した2012年3月の「生活意識に関する
アンケート調査」(第48回)によると、現在の景気が1年前より「良くなった」と
答えた人の割合から、「悪くなった」と答えた人の割合を差し引いた景況感指数
(DI)は、前回12月調査より1.9ポイント改善し、マイナス55.6と
2四半期連続で改善した。
景気判断の根拠については、「自分や家族の収入状況」が最も多く、次いで
「マスコミ報道」、「勤め先などの経営状況」、「商店街などの込み具合」、
「景気関連指標」の順だった。過去2回の調査と比べ、マスコミ報道を挙げる回答が
増えた。
現在の暮らし向きについて、1年前より「ゆとりが出てきた」と答えた人の割合から
「ゆとりがなくなってきた」と答えた人の割合を差し引いたDIは、
前回より3.7ポイント改善しマイナス44.3と4四半期ぶりに改善した。
<収入「増える」、物価「上がる」との回答比率が増加>
1年前と比べ収入が「増えた」と回答した人の割合は6.7%と前回6.8%から
わずかながら減少した。
一方、「減った」との回答は48.7%と、前回の49.4%から減った。
1年後の収入が現在よりも「増える」との回答は5.9%と前回5.0%から
増加した一方、「減る」との回答も45.8%と前回45.4%から増えている。
物価については、1年前より「上がった」との回答が48.0%と
前回46.7%から増えた。「ほとんど変わらない」の回答は39.0%
(前回39.2%)、「下がった」は12.5%(前回13.3%)だった。
1年後の物価は、「上がる」が57.9%と前回55.1%から上昇、
「ほとんど変わらない」が33.7%(前回34.1%)、
「下がる」は7.4%(前回9.1%)だった。
生活意識に関するアンケート調査は、日銀が1993年以降、全国満20歳以上の
個人4000人を対象に実施している。
今回調査の有効回答者数は2238人、有効回答率56.0%。
ソースは
URLリンク(jp.reuters.com)
日銀サイトURLリンク(www.boj.or.jp)から、
2012年 4月 4日 「生活意識に関するアンケート調査」(第49回)の結果 [PDF 380KB]
URLリンク(www.boj.or.jp)