12/04/04 15:04:58.01 qiM76HXJ
欧米、陰る太陽光発電 独大手に続き米でも破綻 買い取り価格が左右
URLリンク(www.nikkei.com)
欧米で太陽光発電事業が修正を迫られている。電力買い取り価格の引き下げでドイツ
のQセルズが経営破綻したのに続き、米国では世界最大級のメガソーラー(大規模太陽
光発電所)計画が頓挫した。太陽光発電の普及には高めの買い取り価格が必要だが、
家計や企業にとってはコスト負担を伴う。7月から再生可能エネルギーの全量買い取り制度を導入する日本も微妙な「さじ加減」を迫
られる。
カリフォルニア州でメガソーラー開発を手がけるソーラー・トラスト・オブ・アメリカ。
2日に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)適用を申請した。ドイツ太陽電池大手Qセルズに
続く破綻となる。
ソーラー・トラストは同州で出力100万㌔㍗と世界最大級のメガソーラー建設を進めていた。
だがドイツの親会社が2月に法的整理に入り、事業売却を持ちかけた相手も破綻したため、資金繰り
が行き詰った。
…
独政府は現在、4月以降に設置された太陽光発電の買取り価格を2~4割引き下げる法案を審議中だ。
欧州債務危機のあおりを受け、イタリアやギリシャも買取り価格の削減を進めている。米国では、
温暖化ガスの排出が少ない天然ガスの一種である「シェールガス」の開発が本格化。太陽光発電
に対する関心が薄れている事情もある。
…