12/04/03 09:18:48.45
『アバター』が世界的大ヒットを記録したことで続々と製作されている3D映画だが、
今後はこれまでのような利益を上げることはないだろうという調査結果が発表された。
映画館側にとっては、3D鑑賞料金よりもポップコーンの売り上げの方が利益になるのだ
という。
現在、全世界興行収入ランキングトップ10の内、『タイタニック』など後に3D版が
制作されたものも含めれば、実に8作品が3D作品。
とりわけ昨年は、大ヒットを記録した『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』『パイレーツ・オブ・カリビアン/
生命(いのち)の泉』がいずれも3D作品だったことで、興行収入における3Dの重要性が
改めて論じられることとなった。
そうした3D映画の勢いは今年も続くかと思いきや、国際格付け機関の
フィッチ・レーティングスが発表した調査結果はそれを否定するものに。
3D鑑賞料金は利益につながりはするものの、3D作品が増えたことでより観客の目が
厳しくなり、これまでのような爆発的なヒット作が生まれることは考えにくいと
説明している。
同調査結果によると、その代わり映画館側が今後利益を上げるために必要なのは、
単価こそ安いものの、より利益率の高いポップコーンなどの売店メニューとのこと。
事実、北米の大手シネコンチェーンは早くも売店に目をつけているという。
DVDやオンデマンド配信が当たり前になりつつある現在だからこそ、映画館でしか
楽しめない3D作品は観客にアピールしていた。
だが3D作品から物珍しさがなくなりつつある現在は、それに加えてのプラスアルファが
映画館側には求められるということなのかもしれない。
ソースは
URLリンク(www.cinematoday.jp)
ポップコーンの画像は
URLリンク(s.cinematoday.jp)