12/03/28 08:17:33.91
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[東京 28日 ロイター] シャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業グループと
提携するのは、液晶パネル工場の減損リスクや財務悪化懸念など、同社の課題を一挙に
解決する起死回生の効果がありそうだ。「日台連合」は、テレビ事業に参入間近とされる
米アップル(の存在が大きなチャンスになる可能性がある。
一方で、長期的には台湾メーカーを筆頭株主に迎えることによる新たなリスクも
指摘されている。
シャープは鴻海との提携で、グループ4社から669億円の出資を受けるほか、
鴻海の郭台銘(テリー・ゴー)会長に堺工場の46.4%の株式を660億円で
売却することで合計1329億円を調達する。これは同社の時価総額の25%に相当。
今期は過去最大の2900億円の最終赤字の見通しで、12月末に29.1%だった
自己資本比率が一段と毀損する恐れがあったうえ、2013年9月に予定の
2000億円の転換社債(CB)償還による財務懸念が出ていた。
また、大阪府堺市の液晶パネル工場を鴻海と共同運営することで、同工場が生産する
パネルの50%を鴻海が引き受ける。今年から同工場はパネル市況の低迷で5割の減産に
踏み切っており減損リスクが出ていたが、記者会見した奥田隆司次期社長は
「堺工場はフル操業に近づくので減損リスクはない」と述べた。
<アップルTVの受注にめどか>
さらに日台連合は、アップルが開発中とされるテレビが大きなチャンスになりそうだ。
アップルは自社で工場を持たずに、iPhone(アイフォーン)や
iPad(アイパッド)の組み立てをEMS(電子機器の受託製造)に委託しているが、
テレビの製造もEMS大手の鴻海が受託するのが順当。
ただ、鴻海傘下の液晶パネルメーカーの奇美電子(チーメイ・イノラックス)では
アップルが求めるパネルの品質基準を満たせない可能性が高い。
一方でシャープは、液晶パネルで世界最先端技術がある。
シャープと鴻海の連合は、アップルのテレビ向けの受注で有利な組み合わせになり得る。
シャープと鴻海の日台連合は、韓国サムスン電子への対抗で結成された色が濃いが、
ある業界関係者は「アップルのテレビ向け液晶パネルでは、シャープとサムスンの
提案合戦が続いていたが、日台連合が発表されたということは受注にめどが立った
可能性が高い」との見方を示していた。
-続きます-