12/03/28 08:22:08.84 iJpz3ScI
TPPの問題;元外務省情報局長孫崎享氏ツイート
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TPP・プラザ合意。TPP,米国どう出るかは過去の米国行動を学ぶ必要あり。
今日の日本経済不信の源の一つは1985年のプラザ合意にあります。
円高の方針が決まります。以降、今日まで円高が続きます。
ベーカー財務長官は日本の対米輸出を抑えることを明確に意図して実施しています。
プラザ合意前6月来日時、ベーカーは中曽根首相、竹下蔵相の合意を取り付けます。大場財務官等大蔵官僚も同意します。
一ドル二四〇円だったのが一年後に一四〇円までになります。
問題は一四〇円ということになるという見通しを持っていたか.持っていないのです。
せいぜい二〇〇円程度に収まるだろうと、米国の怖さを充分に認識していないのです。
厳しい見通しがなければ当然、それがどんな深刻な影響を与えるか、解りません。
日本の企業は日本国内では輸出できないと海外に出て行きました。日本経済の空洞化が始まったのです。
これらが予測出来なければ抵抗等ありません。
米国のいう通りに追随する、それが如何に危険なものを持つか、
そして一端合意し気付いても円高基調を日米間で修正をすることが出来ませんでした。
プラザ合意は貴重な経験を示しています。何故プラザ合意を日本国民が知らないのでしょうか。
国際金融問題は大蔵官僚が独占し、他に知らせないのです。勿論自分達が如何に深刻な失敗を行ってきたかは知らせません.