【電機/経営】「足りないのはマーケティング」--奥田・次期シャープ社長 [03/19]at BIZPLUS
【電機/経営】「足りないのはマーケティング」--奥田・次期シャープ社長 [03/19] - 暇つぶし2ch835:名刺は切らしておりまして
12/03/24 17:30:48.65 Uis1UilA
最近タグホイヤーがセイコーのムーブメントを採用すると発表した。
そのスレで下記の書き込みみて同じことが製造業全般に言えると思ったので引用。


2 :名無しさん@12周年:2012/03/22(木) 22:18:08.56 ID:APxErZeh0
1969年、セイコーがクオーツ時計を発明。

以後約20年間、セイコーとシチズンの日本メーカーが世界を席巻した。クオーツショックによってヨーロッパメーカーは
大打撃を受け、日本の2社を中心に時計業界は再編されるとさえ言われた。

ところが中国が、数百円のシチズンのクオーツモジュールを買ってきて安い時計を作るようになり、
ヨーロッパは同じモジュールを使って高級ブランド時計を繰り出し、数百万の機械式時計も磨きをかけて復活した。

中途半端な価格帯のセイコーとシチズンは売れなくなった。
シチズンは部品屋として生き残る道を選び、セイコーは「アルバ」というローエンド・ブランドで中国に対抗したが失敗。
スイスと中国のはざまで、日本の時計メーカーは世界市場から消えたも同然となった。

セイコーは時計は精度とコストの勝負だと考えた。
しかし精度技術はみんなに安く使われてしまい、コストは中国が支配するようになった。
ヨーロッパは、時計は装飾品でありファッションでありブランドであると考えた。

セイコーが失速した最大の原因は、世界市場を理解し適切な戦略を描けるグローバルな人材が欠如していたことだ。

スイスの有名時計メーカーの会長に「もしセイコー再生を頼まれたらどうするか」と質問したら
「ブランドを維持するためには1人のプロデューサーがいればよい。
ところが、それをセイコーは組織でやろうとする。
高級ブランドのマーケティングに熟知しているプロデューサーを1人雇って全部任せれば復活するのに」と答えた。



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