12/03/19 08:56:48.53
クリーンなエネルギー源として注目されているが、爆発性などで扱いにくい
水素の貯蔵・運搬を容易にする技術を、産業技術総合研究所など日米の
共同研究チームが開発した。
新しい触媒で水素を液体の「燃料」にし、石油と同じように扱えるようにする。
18日付専門誌ネイチャー・ケミストリー(電子版)に発表された論文によると、
チームは金属の一つ、イリジウムを含む触媒を開発。
この触媒を使うと、水素と二酸化炭素から「ギ酸」と呼ばれる物質を、
常温に近い条件で比較的簡単に作れることを確かめた。
ギ酸は蟻(あり)や蜂などに含まれる液体。
気体の水素にある爆発性などがなく、タンクでの貯蔵や、タンクローリーやパ
イプラインといった既存のインフラでの運搬は容易だ。
目的地まで運んだあと、同じ触媒を条件を変えて使うと逆に水素を取り出せ、
燃料電池やエコカーなどで利用できる。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)
“新開発の触媒による水素利用の姿”という図は
URLリンク(www.asahi.com)
■Nature Chemistry URLリンク(www.nature.com)
18 March 2012 Reversible hydrogen storage using CO2 and a proton-switchable iridium catalyst in aqueous media under mild temperatures and pressures
URLリンク(www.nature.com)