12/03/21 20:43:23.10 YvDuA8OR
>>266
その地理的認識は、あきらかに致命的に間違っている。
>>267が正解なんだけど、>>266の認識だと、リニア論争は、全く何も分からなくなってしまう。
東海道新幹線の、名古屋-新大阪間は、地理的には「【東海道】新幹線」ではなく、
あそこの部分だけ、実はいわば「中山道新幹線」になっていて、完全な迂回路になっている。
これは、技術的な問題だというのが通説だが、
歴史的な経緯もからむものであって、在来線の東海道本線の、岐阜-神戸(京都)間は、
歴史上の真実として、本当に東海道本線では無く、真正の「中山道本線」として建設された部分。
つまり、平たく言えば、「京都は【東海道から外れて】いる」「大阪は【中山道(東山道)から外れて】いる」
ということになる。ここで、東海道ルートか、中山道(東山道)ルートなのか、というのが、問題の核心。
まあ、もともと、五畿七道自体が、難波・奈良・京都に都のあった時代に作られたものなので、
上の言い方は歴史的には変だが、「東海道=太平洋側縦断ルート」「東山道=本州中央部縦断ルート」
と理解すると、分かり易いと思う。
国土軸線の地政学的観点から、「京都・滋賀」と、「大阪・奈良」は、ほぼ不倶戴天の敵同士ということになる。
これは地理が導くものなので、どうしようもない。共存共栄は無理。優勝劣敗になる。