12/03/11 17:40:53.63
11日付の英日曜紙サンデー・タイムズは、英防衛産業大手BAEシステムズが
開発に加わる米国主体の最新鋭ステルス戦闘機F35のデータを盗み出すため、
同社のコンピューターに中国のハッカーが侵入していたと報じた。中国はステルス
戦闘機「殲20」を開発中で、不十分なステルス性能やレーダー能力を補うため、
F35の最新情報を入手していた疑いが浮上した。
F35の開発主体は米航空防衛機器大手ロッキード・マーチンで、開発コストを
抑えるためBAEなども計画に参加している。
報道によると、中国のハッカーはF35の設計図や性能、電気系統などのデータを
盗むため「スピアフィッシング」と呼ばれる手口を駆使。米国家安全保障局などに
なりすましてBAE関係者の名前やパスワードを聞き出し、1年半にわたって
同社のコンピューターに侵入していた。
相手を先に探知して撃墜する最新レーダーのデータが盗まれた可能性があり、
将来、F35を配備しても中国の殲20に対して制空能力の優位性が損なわれる
恐れがある。日本は昨年末、次期戦闘機としてF35導入を決めたばかりだ。
F35の開発が予定より大幅に遅れ、費用がかさんでいるのは中国によるサイバー
攻撃の影響という憶測もある。元米高官は同紙に対し「中国がF35の機密を
入手したのは間違いないが、すべてではない」と話している。BAEはコメントを
拒否している。
●F35
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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