【エネルギー】環境省、国立・国定公園内での地熱開発で意見聴取--『日本秘湯を守る会』などから反対意見続出 [03/03]at BIZPLUS
【エネルギー】環境省、国立・国定公園内での地熱開発で意見聴取--『日本秘湯を守る会』などから反対意見続出 [03/03] - 暇つぶし2ch128:名刺は切らしておりまして
12/03/05 04:35:37.75 JvcEYhHV
.地熱発電の影響が発現した実例
地熱発電の実施においては,他の諸工業における公害問題と同様に,影響についての配慮を加えないまま事業化が先行した。
地熱発電が開始された初期の段階では,不用水をそのまま河川に放流した。
そのために近隣や下流域に砒素等による汚染をもたらし,魚が死滅するなどの被害をもたらした。
また,大気中に放出された水蒸気に伴って硫化水素が放散し,木々が枯れるという状況を作った。
途上国の中には,その後も状況が変わらず,今も被害に苦しんでいるところが多い。

不用水による被害対策として,今では,不用水を地下に還元する(戻す)ことが行われている。
これで見かけ上,河川の汚染は減少することになった。
しかし,その不用水の還元の影響は,因果関係をつかみにくいため,問題の発現を後送りし,不明確にしてしまった。
そういった状況の中で,具体的には地熱発電が行われているほとんどの地区において, 温泉が枯れるなどのなんらかの影響が表れているとされる。
その具体例を,精力的に調査を続けてきた中沢跳三氏の論文の一部より拾い上げる。
1)秋田県大沼地熱発電所付近の温泉:上トロコ温泉枯渇,他の温泉でも湧出量減少,泉温低下
2)大分県久重町大岳地熱発電所,八丁原発電所:25箇所の温泉・地獄すべての自然湧出の源泉に湧出量低下,泉温低下(うち,枯渇5)
3)秋田県澄川地熱発電所:周辺で大規模な土砂崩壊がおきて澄川温泉と赤川温泉が壊滅
 外国でも次のような例が報告されている。
1)イタリアのラルデレロ地熱発電所:周辺の温泉源のみならず,周辺の森林が壊滅
2)フィリピンのフィイ地熱発電所:水蒸気爆発で周辺の温泉が壊滅
3)米国ネバダ州の地熱発電所:調査井のボーリングで世界的に有名な間欠泉が噴湯停止
 これらはほんの一例である。


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