12/03/03 12:30:45.05
県が太陽光パネルの推奨業者を紹介する事業を始めて2カ月。契約者は169件、
このうち設置済みはわずか10件にとどまっていることがわかった。3月末までに
1200件を設置するという県の目標とは遠い状況になっている。
紹介の窓口「かながわソーラーセンター」は昨年12月22日、横浜市中区に開設された。
県が推奨業者を紹介することで、業者側の販売コストを削減。余剰電力を売電すれば、
「10年で元が取れる」をうたい文句にした黒岩祐治知事の肝いりの事業だった。
2月27日までに相談は853件に達した。しかし、問い合わせがほとんどで、業者を
選んで見積もりをし、契約に至ったのは169件。設置をし終えたのは10件だけという。
初日こそ61件の相談があったが、最近は多い日でも1日10件ほど。知名度不足に加え、
「関心はあっても、100万円以上の買い物はまだまだハードルが高い」(相談担当者)
と考えられているようだ。
住宅にパネルを設置すると、国(1キロワットあたり4万8千円)と県(最大5・2万円)に
加え、市町村でも補助金が受けられる。ただ、横浜市(最大6万円)や藤沢市(同12万円)
など24市町で今年度分の予算がなくなり、すでに受け付けを終えてしまっていることも
伸び悩みに追い打ちをかけた。
黒岩知事は、「今後は(推奨する)設置プランの追加や見直しを行い、自己負担がゼロで
申し込めるプランがあることを積極的にPRしていく」と話している。県内各地で「出前
相談会」を開くことも計画している。
黒岩知事は昨年9月、知事選で掲げた「4年間で約200万戸分」の目標を「約55万戸分」
に下方修正。2020年度までに県内の消費電力量に対する再生可能エネルギーが占める
割合を20%以上にする目標を掲げている。
●太陽光パネルの設置相談を受けている「かながわソーラーセンター」のスタッフら
URLリンク(mytown.asahi.com)
◎かながわソーラーセンター
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