12/03/03 10:15:21.76
>>1より
この状況を改善する案として、中堅以下は採用開始日を、例えば4年生の1学期まで後ろ倒しすることが考えられる。
こうすると、「良い人材を先に取られてしまう」という批判が出そうだが、そう感じる企業は経団連と同時期に採用を行えば良い。
ただ、大企業の人事部によると、現在の採用システムは必要とする人材をうまく採用できていないという意見が多い。
つまり、他に先駆けて内定を出しても、必ずしも良い人がとれていないことになる。
むしろ、他社と違う方法をとった方が、優秀だが大組織に興味がない学生の関心をひくだろう。
■「青田買い禁止」をやめて、企業は自由に採用してはどうか
ユニクロの通年採用開始によって、「一括採用と通年採用のどちらが良いのか」という議論が激しくなっている。
しかし、この問いには普遍的な結論は出ない。一括と通年どちらにも長所と短所があり、
どちらをとるかは企業の経営判断であり、横並びで行う必要がないからである。
一括採用はなかば日本の伝統になっているし、「同期」というインフォーマルなグループを社内に作ることができるが、
硬直的で、外国人を含む多様な人材の採用には向いていない。
通年採用は一括採用の欠点を補い、長期のインターンシップ(学生を試用期間にかけることと同じ)を併用すれば、
企業、学生が入社前にお互いをよく知ることができる。ただ、採用期間が長くなるので、企業、学生ともに負担が大きくなるという欠点がある。
私は就職協定を廃止して、企業が自由に採用すれば良いと思っている。
人材採用は企業経営の根幹で、横並びで行う必要はないはずだ。「青田買いが悪い」というのは固定観念に過ぎない。
通年採用にすると学生の負担が増えるといっても、既に述べたとおり、現状は通年採用とあまり変わらず、既に負担が大きい。
むしろ、早目に就職が決まれば、留学やボランティアもできる。現状では就活に時間を取られて、
国際的な人材が求められていると知りながら、留学を躊躇(ちゅうちょ)する学生が少なくないのである。
ただ、採用期間を3年の春休みと4年の夏休みに集中させて、講義に支障が出ない「協定」を結ぶことを企業にお願いしたい。
1年生も対象にした通年採用を行うと、企業の採用コストが上がるという批判が出るだろう。
内定を出した学生が「他社に逃げない」よう、つなぎ止める時間とコストがかかるからである。
しかし、これは日本企業独特の考えで、国際的には異例のやり方である。
例えば、米国企業は一時期に新人が大量に入社するということはない(一応、5月卒業に合わせているが)。
企業は採用計画に基づいて必要な人数だけ採用し、内定した学生が他社に逃げたら、その時点で穴埋めするだけである。
「学生が他社に逃げたら人事部の責任」と考える日本企業は世界的に特殊なのである。
こういう時こそ、就職浪人で骨がありそうな若者(新卒に限らず)を採用すれば良いではないか。
続きます
3:のーみそとろとろφ ★
12/03/03 10:15:33.79
>>2
■「国際的視野」が必要とされるは一部の学生だけ
企業に「どのような人材を採用したいですか?」という質問をすると、
回答上位を占めるのは、「将来ビジョンがある人」「コミュニケーション能力が高い人」「国際的視野を持った人」といった内容である。
しかし、たかが数回の面接で学生の将来ビジョンなど分かりようもないし、コミュニケーション能力を重視し過ぎると、
口だけ達者な「マニュアルタイプ」が増えてしまう。
これらにも増して違和感が強いのは、学生に対して一律に国際的視野を求めることである。
国際的視野など、ごく一部の学生が持てば十分だろう。ユニクロやコマツであれば、
当然のように海外でハードワーキングする覚悟がある学生が必要だが、
経団連以外の大多数の企業はそのような人材を必要としていない。
むしろ、人手不足が目立つ、医療・介護分野、地方の企業はユニクロと異なったタイプの人材を必要としている。
企業が必要とする人材を語る時、どうしてもユニクロ型の人材を対象にするが、大多数の学生はそれを目指していないのだ。
こういう話をすると、やれ、「差別的だ」「不公平だ」という批判が来そうだが、世の中は不公平なものである。
大企業と中小企業、東京と地方、国内とグローバルのように、世の中至るところに差別がある。
しかし、学生にとっては、自分の価値観、能力、働く気力に合わせて最適な居場所をさがすことが大事である。
インターネットエントリーができるので、誰もがファストリのような有名企業に入れるという幻想を持ち、
場合によっては定員の数万倍の申し込みがある。
結果として無駄な時間を使うのだが、この方がよほど差別的である。
企業の学生採用の問題は秋入学への移行によっては解決できないものばかりである。
しかし、この際、改善方法を真剣に考えるべきだ。最後に訴えたいことは、
企業は自社が必要とする人材のスペック(属性)を、コミュニケーションや国際性だけでなく現実的に見直し、
大学教育もその目標に合わせるべきということである。
秋入学について議論するより、このテーマを話し合う方がはるかに重要だと思う。
いや、大学一律ではなく、個々の大学による行動開始がより必要かもしれない。
以上です。
4:名刺は切らしておりまして
12/03/03 10:25:08.47 bHsiwaVZ
URLリンク(bakuroreview.seesaa.net)
5:名刺は切らしておりまして
12/03/03 10:27:54.44 zIfHPo3d
改善するはずないじゃん
6:名刺は切らしておりまして
12/03/03 10:31:12.88 8w1JK87E
東大>>>>>>一橋>>>>>>>>>>京大()
すでにこの序列になっててワロタ
7:名刺は切らしておりまして
12/03/03 10:33:59.96 jirAfbRF
劇的に改善しなければダメ案と見なす風潮なんとかろよ
8:名刺は切らしておりまして
12/03/03 10:44:27.51 O6iSBbTP
中国政府公認の中国の一流大学 旧帝、総計に相当 その名はC9 リーグ
C9 League
URLリンク(en.wikipedia.org)
Fudan University
Harbin Institute of Technology
Nanjing University
Peking University
Shanghai Jiao Tong University
Tsinghua University
University of Science and Technology of China
Xi'an Jiao Tong University
Zhejiang University
9:名刺は切らしておりまして
12/03/03 10:47:13.96 O6iSBbTP
THES世界大学ランキング2012年発表
中国の大学のランキング
49. Peking University
71. Tsinghua University
192. University of Science and Technology of China
226-250 Fudan University
251-275 Nanjing University
276-300 Sun Yat-sen University
301-350 Shanghai Jiao Tong University
301-350 Zhejiang University
351-400 Harbin Institute of Technology
351-400 Wuhan University
URLリンク(www.timeshighereducation.co.uk)