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再生可能エネルギーの開発が世界的に求められるなか、大手商社の住友商事は
世界有数の火山国のインドネシアで大規模な地熱発電事業に乗り出すことになりました。
地熱発電は、地下深くにある高温の蒸気などを利用して発電するもので、二酸化炭素を
ほとんど排出しない再生可能エネルギーとして世界的に注目が集まっています。
このため住友商事は、世界有数の火山国で豊富な地熱の資源があるインドネシアの
スマトラ島でヨーロッパの事業者などと共に総事業費がおよそ１２００億円の
大規模な地熱発電事業に乗り出すことになりました。
地質の調査や開発、それに発電所の運営まで一貫して携わり、４年後をめどに
出力が２２万キロワットの地熱発電所を２か所に建設し、６００万人分の電力
供給を目指す計画です。
地熱発電を巡っては、日本でも原発事故をきっかけに期待が高まっていますが、
自然環境の保護などの理由から新規の開発があまり進んでいないのが実情です。
一方、インドネシアでは、政府が地熱発電の電力を長期間にわたって一定の価格で
買い取ることを保証するなど、積極的に開発を推し進めており、今後、商社を中心に
海外で先行して地熱発電事業に乗り出す動きが広がりそうです。
◎住友商事(8053) URLﾘﾝｸ(www.sumitomocorp.co.jp)
◎URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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