【話題/電力】洋上で浮体式の風力発電、造船技術生かし揺れ抑制--IHIの子会社、2015年めどに実用化 [03/01]at BIZPLUS
【話題/電力】洋上で浮体式の風力発電、造船技術生かし揺れ抑制--IHIの子会社、2015年めどに実用化 [03/01] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
12/03/01 21:31:23.00
東京電力福島第1原発事故以降、自然エネルギーへの期待が高まる中、IHI傘下の
「アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド」(IHIMU)は、浮体式の洋上風力
発電を2015年をめどに実用化する。造船技術を生かし、浮体に洋上での揺れを
抑える技術を採用。沖合でも安定して発電することから、将来の風車の大型化に対応
するとともに、設置できる海域が拡大するとしている。

IHIMUが開発した洋上風力発電の浮体は、縦に浮かぶ細長い浮体の上に風車を載せる
従来の形を改良した。波による揺れを低減するため、バラストタンクや重りなどを海面下に
最適なバランスで配置することで動揺を打ち消した。さらに、東京大学大学院の鈴木英之
教授が開発した特殊なフィン(安定板)を重りに取り付けた。

この概念設計を基にIHIの技術開発本部がある横浜事業所(横浜市磯子区)で46分の1
モデルの水槽実験を実施。その結果、浮体が波の揺れを抑えるとともに、風による荷重
にも傾斜を最小限に抑えることが実証でき、優れた安定性を保つことが分かった。

IHIMUは日本製鋼所製の2千キロワットの風車と一体となった浮体式洋上風力発電の
安全性について、第三者認定機関の日本海事協会(東京)に評価を依頼。このほど、
「一定の条件下で安全性が確保できる」との評価を受け、実用化に向けた段階の一つ
「概念承認」を取得した。同協会によると、風車と浮体が一体となった浮体式風力発電の
概念承認は国内初という。

IHIMUは実用化に向けて、さらに大型の風車を設置できる浮体の開発を行う考えで、
国内外の洋上発電プロジェクトへの参加を進める方針。

英国など欧州では着床式を中心に洋上風力発電が実用化され、大規模開発が進んでいる。
しかし、日本では千葉県銚子沖で今夏から着床式の実証実験が始まろうとする段階だ。

日本近海は一年を通して波があり、海底が急に深くなるなど厳しい条件だが、IHIMUは
「浮体式は設置可能な海域が拡大するため、日本近海では有利になる」(エンジニアリング
事業部)と分析。風が安定して吹く北海道や東北、九州での展開に期待している。

●「アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド」が開発した浮体式洋上風力発電のイメージ図
URLリンク(news.kanaloco.jp)

◎IHIMU アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドのリリース
URLリンク(www.ihi.co.jp)

URLリンク(news.kanaloco.jp)

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