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庁舎や小中学校など区内の施設111ヵ所の電力について競争入札を実施していた
世田谷区は、きょう開札を行い、PPS=特定規模電気事業者の電力会社
「エネット」が落札しました。
世田谷区は庁舎や小中学校など111ヵ所の施設の電力について、事実上東京電力1社
からの購入となっている現状を改め、さまざまな事業者から電力を購入することで
コスト削減と電力市場のさらなる自由化を促進しようと競争入札に乗り出していました。
きょうの開札の結果、PPS=特定規模電気事業者の株式会社エネットが7億600万円で
落札しました。これにより4月からエネットからの電力購入が開始され、試算では
年間およそ4400万円のコスト削減につながるということです。
会見で保坂区長は「大口契約は自由化市場と呼ばれているが、そのシェアは3.4%と
非常に小さな規模。今後、この自由化市場というのは大口市場において広がるべきだし
広がっていくだろう」と述べました。
エネットはPPSでは最大手で自前の火力による電力を供給源としています。東京電力は
大口事業者に対し電気代を値上げする構えを見せていますが、その値上げがなかった
場合にはエネットの料金の方がかえって割高になるため、世田谷区ではエネットと
価格交渉をしてコスト削減を図ることにしています。
◎エネット(Ennet) URLリンク(www.ennet.co.jp)
◎東京都世田谷区--区施設の電力購入において競争入札を実施します
URLリンク(www.city.setagaya.tokyo.jp)
◎URLリンク(www.mxtv.co.jp)
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