【話題/電力】海をダムに見立て発電、深さ千mの海中なら原発千基分の発電も可能--神大院教授が構想発表 [02/28]at BIZPLUS
【話題/電力】海をダムに見立て発電、深さ千mの海中なら原発千基分の発電も可能--神大院教授が構想発表 [02/28] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
12/02/28 17:41:34.95
原発事故に伴う電力不足が懸念される中、神戸大学大学院海事科学研究科の西岡俊久
教授(63)が「海洋エネルギーを活用した大規模発電装置の仕組みを発明した」と
発表した。海を巨大ダムに見立て、海中で水力発電を行うという独創的なアイデア。
理論的には原子力をはるかに上回る発電が可能といい、国際特許を申請している。

西岡教授は、破壊動力学の第一人者。物体に亀裂ができるメカニズムを解明するなどし、
文部科学大臣科学技術賞、兵庫県科学賞などを受賞している。

海洋発電を考えたきっかけは、英スコットランド行政府が2008年に創設した
「サルタイヤ賞」。海洋エネルギーだけを利用した革新的発電技術の開発者に
賞金1000万ポンド(約12億円)を贈る賞で、西岡教授は地球の端が滝に
なっている「地球平面説」の絵からヒントを得たという。

海洋発電装置は、大型船のような海上浮遊物と海中の発電機2基、海中の配管で
構成される。

まず、海水が海上浮遊物に付設した配管に入り、水の勢いでタービンを回して発電。
海水はその後、潜水艦のような耐圧容器に入った海中に向けて配管内を落下し、
発電機のタービンを回す。電気は海底ケーブルなどから陸上に送電し、海水は
モーターを使って容器外に排出する。

配管の素材として用いる「スペクトラ繊維」は、鉄の10倍の強度。「金属疲労が
生じず、かつ軟らかいので巻いて収納できる」と西岡教授。発電量は水の流量と
落下の高低差で決まり、「例えば、海中の発電機が深さ千メートルであれば原発
千基分(1基分の発電量約100万キロワット)の電気を作り出すことも可能だ」
と強調する。

西岡教授は「ばかげた話と思うかもしれないが、実現すればクリーンな自然エネルギー
で国全体の必要量を賄える。兵庫県内の企業など日本の英知を結集し、可能性を
探りたい」と話している。

●図解 URLリンク(alp.jpn.org)

◎神戸大学大学院海事科学研究科 URLリンク(www.maritime.kobe-u.ac.jp)

◎参考/神戸大学大学院海事科学研究科のリリース
URLリンク(prw.kyodonews.jp)

URLリンク(www.kobe-np.co.jp)


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