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グーグル、個人情報筒抜け? 指針変更、総務省対応検討
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インターネット検索で世界最大手のグーグルが3月から変更する個人情報保護指針(プライバシーポリシー)に対し、懸念が広がっている。
同社のサービスを利用する過程で個人の行動や趣味が筒抜けになる恐れがあるためだ。欧州連合(EU)は延期を求め、日本でも総務省が対応の検討を始めた。
グーグルは1月下旬から指針変更を告知。検索、電子メール「Gメール」、動画投稿サイト「ユーチューブ」、交流サイト「グーグル+(プラス)」などサービスごとに60以上ある指針を統一する。
「新しい情報を収集するものではない」とグーグルは強調する。
同社の基本ソフト・アンドロイドを搭載した携帯電話の利用も対象だ。
グーグル側の説明では、アンドロイド携帯で通話した場合も、グーグルは電話番号、相手方の番号、通話の日時や通話時間などを集めるとしている。
これは通常、「通信の秘密」などで厳しい規制を受ける電話会社しか知り得ない内容だ。