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神戸・ポートアイランド2期で11月に本格利用が始まるスーパーコンピューター
「京」。世界最速スパコンの立地を生かそうと、神戸市は2012年度予算案に
計約3億円を計上し、企業誘致などを加速させる。世界最大のスパコン展示商談会で
神戸をPRするほか、医療産業都市の研究機関などと連携した研究支援にも乗り出す。
米ユタ州ソルトレークシティで11月10日から開かれる世界最大のスパコン展示
商談会「SC(スーパー コンピューティング)12」。24回目の今年は各国の
研究機関や企業を中心に約350団体が出展する。日本からの参加が約1割を占めるが、
「自治体の出展は異例」(市企業誘致推進室)といい、欧米に多いスパコン用ソフト
ウエア開発企業の誘致を目指す。
展示ブースでは「京」の周辺に進出する企業と共同で、医療産業都市などのプロジェ
クトや周辺環境を紹介。同室は「新薬や新素材の開発など、京で成果を出すには
さまざまなソフトが必要になる。神戸をスパコン関連の新たな市場として認識して
もらえるようにしたい」と意気込む。出展料など約290万円を盛り込んでいる。
ほかに12年度予算案では、「京」や大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)
などを組み合わせた新薬開発、防災などの研究支援に約2億2千万円を充て、「京」
から世界的な研究成果が生み出せるように地元自治体としてバックアップする。
また、地元や進出企業のスパコン利用を促すため、入門講習を毎月開く。
◎URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
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