12/02/23 03:52:37.92
【カイロ=花房良祐】
トルコのババジャン副首相は22日、イスタンブールで記者会見し、
原子力発電所の建設計画について同国政府が中国の習近平国家副主席と協議したことを明らかにした。
習氏はトルコを訪問中で、21日にギュル大統領やエルドアン首相らと会談していた。
ババジャン氏は原発建設に関して「今後、中国とも対話を始める」と言明。停滞する日本との交渉打開の狙いもありそうだ。
トルコ国内には3カ所の原発建設計画があり、1カ所目はロシアが受注。
黒海沿岸に建設予定の2カ所目は2010年に韓国との交渉が決裂し、日本と交渉していた。
だが、東京電力福島第1原発事故を受け、日本陣営から東電が脱落。具体的な交渉が進められない日本に対し、トルコはいらだちを募らせている。
ババジャン氏は中国と今後協議する原発が「2カ所目となるか3カ所目となるかはまだ分からない。
日本次第だ」と述べた。「日本の(原発)技術を信頼している」とも話し、交渉を継続する考えも示した。
2カ所目の原発を巡っては、今月初めに韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領がトルコを訪問、交渉再開を決定している。
一方、中国は海外からの技術導入により国内の原発建設を推進、沿海部で14基が稼働している。
新興国での原発建設計画への関与にも関心を示している。
URLリンク(www.nikkei.com)
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