12/02/18 19:39:46.05
深刻な財政危機で3年間に約180億円の収支改善が必要な東京都目黒区が、
新たな財源捻出に躍起になっている。
区施設の「命名権売却」や自動販売機の「設置料公募」まで、考えられる
様々な手立てを“総動員”したい考えだが、それだけやっても、今のところ
見込める効果は数千万円程度。今後、保育料や学童保育の値上げなど、
財政危機の痛みが広がることから、「区民の理解を得るためにも可能な限り
努力しないと」と区も懸命なのだが……。
区が期待を寄せているのが、区施設の命名権売却だ。例えば「めぐろパーシモン
ホール」は定員1200人の大ホール、同200人の小ホールを備える本格的な施設。
区の担当者は「ある程度の値が付くのでは」と期待を寄せるが、最近は命名権売却
自体、人気に陰りもあって見通しは決して明るくはない。
目黒区のお隣、渋谷区では2008年度、区立複合施設「文化総合センター大和田」
の命名権を公募したが、本体施設は2年以上にわたって応募ゼロだった。コンサート
ホールとして有名な「渋谷C(シー).C(シー).Le(レ)mo(モ)n(ン)ホール」は、
年間8400万円の契約が満了し、旧来の「渋谷公会堂」に戻ったが、命名権の
再公募は不調のままだ。
区役所内には「命名権を募っても、そもそも契約が成立するのか」と危ぶむ声もある。
◎URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
◎関連過去スレ
【命名権】『渋谷C.C.Lemonホール』が10/1から『渋谷公会堂』に--サントリーとのネーミングライツ契約終了で [09/02]
スレリンク(bizplus板)