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川崎重工業(神戸市中央区)は16日、関西電力と売電契約を結んだことを
明らかにした。関電の要請に応えた。期間は2月1日~3月31日の2カ月間で、
総電力量は約1445万キロワット時に上る見通し。これは一般家庭約2万4千
世帯の使用量に相当する。川重が売電に踏み切るのは今回が初めて。
明石工場(明石市)の自社製のガスタービンと蒸気タービンの設備などで発電する。
最大出力は3万4380キロワットで、夏場のピークを除き、年間を通じて工場
全体の電力消費をまかなえる規模という。
契約期間中は発電設備をフル稼働。工場の消費電力を確保し、余った分を売却する。
契約金額は公表していない。
関電神戸支店(神戸市中央区)は管内企業からの買電状況などについて個別の契約
内容は公表できないとした上で、川重の取り組みには「電力供給の増加につながる」
としている。
川重は電力の安定供給を通じ地域貢献を果たすとともに、自社製品を使った発電に
よって品質をPRしたい考え。明石工場は「2カ月間の契約満了後も、社会状況に
合わせてできる限り協力したい」としている。
◎川崎重工業(7012) URLリンク(www.khi.co.jp)
◎URLリンク(www.kobe-np.co.jp)