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「サロネーゼ」という言葉をご存じだろうか。自宅の部屋などをサロンにして、趣味などの
教室を主宰する人のことである。そして3月6日は「サロネーゼの日」。世田谷を中心とする
エリアマーケティングのスペシャリストで、サロネーゼに関する企画などを手がける有限会社
ハッピーキューブス代表のローズ麻生育子さんが、サロネーゼをより多くの人に知ってもらい
応援する日にと制定。まだまだ多くの人が知らないサロネーゼについて、またサロネーゼの日に
開催されるイベントについて、麻生さんにお話を伺った。
─まず「サロネーゼ」とは何か教えて下さい。
サロネーゼは造語です。ご自宅の1室をサロンのようにして、お花やお料理を教えている先生を
サロネーゼと言っています。フラワーデザイナーなど一般的な肩書を名乗る方もいらっしゃれば、
「トータルライフデザイナー」などご自身で肩書を作られている方など様々です。
6~7年前に光文社の『VERY』という雑誌の当時の編集長が、言葉遊びが好きな方で「シロガ
ネーゼ」という言葉を作ったように、サロンスタイルで何かを教える女性を「サロネーゼ」と
命名したと聞いています。昔からマナーの先生、お花の先生など自宅で教える女性はいらっしゃい
ましたが、それをくくる言葉がなかったんですね。
起業家の方々の場合は”当てる”ことを狙って事業を始めるわけですが、サロネーゼは根本的に
違います。好きなことが軸にあって、そこがぶれていないことが強みです。「主婦Aさん」
「誰々ちゃんのママ」ではなく、アイデンティティを持った女性だと言えます。
サロネーゼという言葉でイメージするのはクラシカルなヨーロピアンスタイルのサロンかも
しれませんが、シンプルモダンなライフスタイルの方も多いです。
たとえば30代前半のサロネーゼで、安さだけでなく安全なものを求めて天然酵母のパンの先生に
なったりする方もいらっしゃいます。それは自分で選び取る力があるからなんですね。ユニクロも
着るしスターバックスのコーヒーも飲むけど、自分で選んで高級なレストランにも行くという、
目利きさんが多いのではないかと思います。
彼女たちが発信するものは、すごく価値があるんですね。人気サロネーゼはアメブロで情報発信を
している方が多く、そこから情報を得て、飛行機や新幹線に乗って全国から通ってくる生徒さんも
いらっしゃいます。
サロネーゼは、日本古来の華道/茶道といった◯◯道に通じるものがあり、道を極めるために
フランスのコルドンブルーにお料理留学したり、オランダのフローリスト専門学校に留学したり
するサロネーゼもいます。コルドンブルーなどで学ぶ人は、料理人や花屋さんであり、サロネーゼ
のような方々は通常はいません。私は、このサロネーゼ文化というものが、「オタク文化」の
ように日本特有のユニークな女性のライフスタイルだと思っています。
※長文記事のため、以下割愛
●ハッピーキューブス代表のローズ麻生育子さん
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
◎ハッピーキューブス--サロネーゼカフェ
URLリンク(www.salonezecaffe.com)
◎URLリンク(news.searchina.ne.jp)