12/02/14 08:06:40.06
慶応義塾大学理工学部の白鳥世明准教授と戸田工業のグループは、
ナノメートル(ナノは10億分の1)レベルの大きさの銀粒子がつながった
導電性膜と反射防止膜を重ねたタッチパネル用シートを開発した。
現在主流のインジウム・スズ酸化物(ITO)を透明電極に使うシートに比べて
数十分の1のコストでつくれる。
レアメタルの一種のインジウムが不要になるほか、製造工程で真空装置を
使わずにすみ、巻物状の材料から効率よく連続加工するロール・ツー・ロール方式で
生産できる。スマートフォンの普及で需要が増えているタッチパネルのコスト低減に
つながる。
戸田工業がITO代替材料として開発した導電性膜と、白鳥慶大准教授が
交互吸着膜法という製造法を利用して開発した反射防止膜を組み合わせた。
戸田工業のITO代替材料は光の反射を抑えることが課題で、
タッチパネルに使うには従来80%の光の透過率を85%以上に高める必要があった。
ソースは
URLリンク(www.nikkan.co.jp)
戸田工業 URLリンク(www.todakogyo.co.jp)
株価 URLリンク(www.nikkei.com)