12/02/08 11:06:00.14
【ワシントン時事】日米両政府は7日、環太平洋連携協定(TPP)交渉への
日本の参加に向けた初めての事前協議を、ワシントンで開催した。
日本側は海外からの輸入増加によって国内経済に深刻な影響が懸念される
センシティブ品目(重要品目)に配慮しつつ、「全ての品目を交渉対象とする」
との基本方針を伝えた。
米側は日本の参加への米政府の立場は「固まっていない」と指摘、
日米双方は引き続き協議が必要との見解で一致した。
外務省の八木毅経済局長が協議終了後、記者団に明らかにした。
同局長によると、米側は日本がTPP交渉参加に向けた米国との事前協議に
入ったことについて「喜ばしい」と歓迎する意向を表明した。
その上で、先月13日まで実施した業界や労働組合などからの意見公募の
結果を踏まえ、「自動車」「保険」「農産品」などの分野に関する意見を紹介。
一方で、米政府としての意見集約には「まだ時間がかかる」との認識を示した。
協議には、日本側から八木局長のほか、経済産業、農林水産両省の幹部が出席。
米側は日米協議の実質的な責任者である米通商代表部(USTR)の
カトラー代表補らが出席した。
USTRの報道官も協議後に声明を発表、
「日本側は米政府と幅広い分野で交渉する準備があるとの見解を示した」と
明らかにした上で、今月21、22の両日に予定している実務レベル協議を
含めて、日本の交渉参加の是非を判断するための手続きを継続していくとの
方針を示した。
ソースは
URLリンク(www.excite.co.jp)
関連スレは
【経済政策】環太平洋経済連携協定(TPP)総合スレッド Part12
スレリンク(bizplus板)l50
など。