【農産品】「うちの倉庫は満杯だ。心を込めて作ったコメだ。何とかしてほしい」--全農福島県本部 販売量7割減 [02/03]at BIZPLUS
【農産品】「うちの倉庫は満杯だ。心を込めて作ったコメだ。何とかしてほしい」--全農福島県本部 販売量7割減 [02/03] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
12/02/03 10:11:23.38
平成23年県産米の市場流通が滞っている。安全宣言後に、国の暫定基準値(1キロ当たり
500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたことで市場から敬遠された。さらに
県内全域対象の県の緊急調査による出荷見合わせの影響を受けた。セシウムが検出下限値
未満のコメも、取引契約のキャンセルが相次ぐ。全農県本部から卸業者への販売量は前年比で
7割減。農家とJAの倉庫には出荷を待つコメが眠ったままだ。県は3日に調査結果を公表、
安全なコメは全面的に出荷できることになるが、いかにして市場と消費者の信頼を回復する
ことができるか。関係者の苦闘は続く。

■行き場なし

福島市の農家の女性(63)は、うずたかく積まれたコメ袋を見上げため息をついた。
「うちの倉庫は満杯だ。心を込めて作ったコメだ。何とかしてほしい」

平成23年の県内のコメ生産量は35万6000トン。自家消費分などを除き二十数万トンが
市場に流通するはずだった。しかし、汚染米の相次ぐ検出を受けて、県は12月から1月ごろに
かけて、129市町村の旧151市町村で全戸調査を実施すると発表。その間、出荷見合わせを
要請することとなり、約10万トンが倉庫に置かれたままになった。全農県本部などによると
県内全体の約7割は流通していないとみられるという。

「県産米は市場から敬遠された状態」と全農県本部米穀部の担当者は話す。

コメが倉庫に長く置かれた状態に、品質悪化を懸念する声も出始めている。二本松、本宮、
大玉の3市村の常温倉庫などに約1万トンが保管されたままのJAみちのく安達。担当者に
よると、常温の場合、味覚を保つことができるのは梅雨の時期までだという。しかし、現在の
保管量を移せるほど、低温倉庫の空きはない。「せっかくのコメが台無しになる」と危機感を
募らせる。

コメの全戸調査を今月初旬で終える県は、汚染されたコメを完全に隔離することで、首都圏の
消費者や県内外の量販店に安全性をPRする。ただ、県内部から「福島ブランドは大きく
傷ついてしまった。消費者の信頼回復は容易でない」との声が漏れる。

■キャンセル

全農県本部が今年1月までに卸業者に販売できた23年産米は約1万トンで、同時期の前年産米
と比べると2万トンほど減っている。汚染米検出以降、契約を結んでいた県外の卸業者から
「今年は遠慮したい」とのキャンセルが相次いでいる。

県内の卸業者も県外への販売に苦戦している。福島市の大手業者の担当者は「福島のコメは
味が良い割に割安だと評判だった。特に23年産米の出来は良かっただけに残念だ」と声を
落とす。

一方、全農県本部などによると、岩手や宮城、茨城など隣県のコメの取引数量は前年比で
1.5倍ほど伸びているという。

個人出荷も不調だ。JAを通さず全国に個人販売している本宮市の農家は、コメの安全性が確
認されたことをアピールしているが販売量は昨年より3割減った。「在庫ばかり増え、このまま
では収入が断たれる。今年のコメを作る資金がなくなる」と嘆いた。(※続く)

●JA新ふくしまの倉庫には出荷を待つ平成23年産米が山積みになっている=1日、福島市
URLリンク(www.minpo.jp)

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