【書評】東電への怒りの法的限界を淡々と教えてくれる『原発賠償の行方』新潮社[12/01/25]at BIZPLUS
【書評】東電への怒りの法的限界を淡々と教えてくれる『原発賠償の行方』新潮社[12/01/25] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
12/01/25 15:47:43.52
東京電力の社長とか前の社長とかエライ人にどうなってもらいたいか。
まず給料を一切返上する。もちろんボーナスなどもらわない。そ
して自分の資産もすべて差しだし、四畳半風呂無しのアパートに転居。
原発事故の後始末を不眠不休で行い、ある朝アパートで冷たくなっていた。
と、こうくれば皆さん気がすむんではないでしょうか。
最近の、公務員叩きにもそれに近いものを感じるな。
公務員が時給700円で定年まで働かないと生きていけないぐらいの激務なら
皆さん満足されるにちがいない。
そりゃ言いすぎだ、って言われそうだけど、だから大阪ダブル選挙で橋下陣営が
圧勝するわけで。

原発賠償、と聞いて、私のようなものでも
「東電はすべての資産を整理して賠償したらもう倒産というか廃業するしか
ないんじゃないのか」と思ったりするわけだが、
しかし法律で見たらそうはいきませんよ、と冷静に説いているのがこの本。
法律による原則を淡々と述べている。
しかしそのあまりの淡々ぶりが身もフタもない感じで、これを読んで
「法律というのはちゃんとしている」と思うか、「法律はまるで人を救わない」
と思うか分かれるでしょう。
何せ「東電に何兆円の賠償金払わせろ!」と熱くなってるところに、
まず「そもそも東電は震災の被害者でもある」と言い、東電が原発事故の責任を
持つかについて「法律上の根拠があまり解明され」ていないと畳みかける。
そんな文章に、きっと「そんなことよりもまず被害者を救え!」と
声を荒げる人がいることであろう。
というか今はそっちのほうが多い。政府ですらそっちである。

しかしこの本、言いづらいこともバンバン書いてあるなあ。
交付金につられて原発設置を容認してた地元民の自己責任についてとか。
「国からの巨額交付金をもらっている」のに、いざ事故となった時に
「賠償を交付金もらってない土地の人と同じだけ請求できるのか」って話とか。
ああ怖ろしい。

やっぱり原発なんてものは早急にやめとくべきものだろう。
[文]青木るえか

ソースは
URLリンク(book.asahi.com)


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