12/01/17 13:07:19.46
今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年12月1日現在)は71・9%で、
過去最低を記録した前年同期より3・1ポイント上昇したことが17日、
厚生労働省と文部科学省の抽出調査で分かった。
依然、「就職氷河期」の数値を下回る厳しい数字だが、平成20年の
リーマン・ショック以降、落ち込んでいた企業の採用意欲に回復傾向が見えてきた。
厚労省は「建設業などを中心に東日本大震災の復興需要による求人増が見られる。
リーマン・ショック以降に採用を控えた企業もいびつな従業員年齢構成の解消を
図っているのではないか」と分析している。
だが円高の長期化や欧州債務危機など不安要因もあり、先行きは不透明で、
厚労省は「卒業までに多くの学生が就職できるよう、支援していきたい」としている。
調査によると、国公立大は81・4%で前年同期比4・7ポイント増、
私立大は68・8%で同2・5ポイント増。
男女別では、男子が73・1%で同3・0ポイント増、女子が70・5%で
同3・1ポイント増だった。
一方、今春卒業予定の高校生の内定率(昨年11月末日現在)は73・1%となり、
前年同期比で2・5ポイント上回った。
男女別では男子が77・8%で同2・0ポイント増、女子は66・7%で
同3・0ポイント増だった。
東日本大震災の被災3県は前年よりも大幅に増え、岩手が80・1%で
同3・9ポイント増、宮城は71・0%で同15・9ポイント増、
福島は73・3%で同6・9ポイント増だった。
被災地では県外での就職内定者が増加しているのが大きな特徴で、
特に宮城は前年同期に597人だった県外就職内定者が、今回は874人と
46・4%も増加した。福島も25・9%、岩手も7・5%、それぞれ増加した。
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
厚労省のサイトURLリンク(www.mhlw.go.jp)から、
平成23年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」~大学卒業予定者の内定率は前年度より上昇、平成23年12月1日現在~
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
平成23年度「高校・中学新卒者の求人・求職・内定状況」取りまとめ~高校生の就職内定率は73.1%。被災三県はすべて上昇~
URLリンク(www.mhlw.go.jp)