12/01/17 09:43:27.79
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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--今年で創業100周年。抱負と展望を
「タッチパネル入力対応の大型業務用液晶ディスプレーの『ビッグパッド』を21世紀の文房具
と位置付けた。社名から分かる通り、シャープペンシルに由来する元は文房具の会社だ。
100周年を迎えるにあたり、原点に戻ったビジネスチャンスがくる」
--ビッグパッドは昨年9月発売だ。その狙いとこれまでの動向は
「複数人が同時にコンピューティングする商材は今までなかった。オフィスや会議室、病院でも
活用できる。全世界に展開し、今年度下期では数万台が見込める。
潜在需要はテレビよりも大きい。しかも、世界で展開する複写機の販売チャンネルがそのまま
使える。
さらに、ビッグパッドと一緒にタブレット型情報端末を5~10台ほしいという顧客の声も
出ている。これらを組み合わせることで、事務機器向けにも強いメーカーとなることが期待できる」
--テレビの価格下落やスマートフォン(高機能携帯電話)の急拡大などデジタル家電は
動きが激しい。デジタル中心の事業構成をどう考える
「デジタル家電事業の売上比率は7割だが、ほかの3事業を伸ばすことで5割以下までに抑えたい。
白物家電は、アジアでプラズマクラスターイオン機能を搭載した商品を増やす。
中国では昨年11月から展開しているが、来年度の成長エンジンになる。
インドネシアでの工場建設も検討している。次にビッグパッドを中心とした事務機器ビジネス。
3つ目は、ソーラーパネルだ」
--太陽光発電では国の買い取り制度が始まる
「かなり需要を誘導するだろうが、数年後には新興国が中心となる。
新興国は電力不足に悩んでいるが、低緯度地域が多く日照時間が長いため、太陽光が
メーンエネルギーになり得る。子会社のリカレント・エナジーで案件を開発することになる」
--米国を中心に大型液晶テレビの販売が好調だ
「日本で60型以上が昨年12月の単月で3万台以上売れるなど、全世界で大型テレビが
新ジャンルとして受け入れられた。その意味で、2012年度は新しい需要の元年となる」
--今後の販売戦略は
「大型テレビを出せば、その下のサイズが売れる傾向がある。
実際、アメリカでは80、70、60型というピラミッド戦略が当たった。この形を全地域で
順番に増やしている。今年中にアメリカで90型、日本で80型を出すつもりだ」
◇
【プロフィル】片山幹雄
かたやま・みきお 東大工卒。1981年シャープ入社。2003年取締役。
常務、専務を経て07年4月から現職。岡山県出身。
-以上です-
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