12/01/09 23:39:05.76 +hnuzqpQ
さて、もうひとつデータがあります。みずほ銀行の「東京圏からの人口流出」に関するデータです。
東京圏(一都三県)の転入超過数(転入者数-転出者数)の推移
6月 -1,207人
7月 -2,817人
8月 - 632人
9月 - 535人
6月以降はマイナスが続いています。この数字は、住民票の移動を伴う転出入だけをカウントしたものです。いちばん大きい数字は7月の(転入者数-転出者数) -2,817人。
福島県から同じ時期の7月頃までに東京圏に避難してきた人の数は累計で12,031ですが、福島県の話によれば、住民票を移動していない人も含んでいるということですから、上のデータと比較検討する場合は、同じ条件で出てきた数字ではないことに留意する必要があります。
しかし、少なくとも福島県だけからでも、数千人分の東京圏への住民票の移動があったにもかかわらず、東京圏の人口は7月だけで-2,817人も減っているのです。
ですので、この-2,817人という数字は、実は大変特異な数字なのです。普通では、ありえないことが起こっている、ということになります。
もちろん、福島県だけでなく、他の道府県からも東京に転入してきているわけですから、それでもマイナスというのは、それなりの勢いで東京圏から他の道府県に流出していったということになります。
これ以上、正確なデータがないので、具体的に数字で示すことができないのですが、言葉で表現するなら、「今までにないことが東京圏で起きていて、それは、いまだかつてなかったほどの人口流出である」ということになります。
もう一度、「東京圏からの人口流出」に関するデータを見てみると、3月、4月は転勤や学生の新入学で急激に東京圏への転入が増えていることがわかります。これは商業集積地や大学の多い大阪圏も同様です。
しかし、6月にはマイナスに反転。以後、データの出ている9月までマイナスが続いています。
一方で、福島県から東京圏への流入は続いており、他の道府県からも流入しているのに、あいかわらず東京圏の〔転入者数-転出者数〕がマイナスになっているということは、東京からの他の道府県への転出が止まっていない、ということになります。
放射能避難民が増加? 福岡市人口、7カ月で1万2千人増 というニュースは、このレポートの分析を裏付けるものとなっています。
これは明らかに、放射能の影響から逃れるためと、首都圏の地震が近いと感じているせいです。
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