12/01/08 16:24:14.40 tU6qMonZ
>>103
いいえ、伊東正義も土光俊夫も自慰的な人でしたよ。
他人から全てを奪うような契約をやった末に、「私は社会に奉仕した」という宣伝だけは忘れない人でした。
だから彼らの事績を検証しない人はこう言う、「あの人は滅私の人だ」と。とんでもない。
彼らの敵とされた人の方に、現在の業績は残っているわけです。
彼らの質実剛健主義は誰の得にもならなかった。
「社会全体で無駄を無くす」、と気取った結果、
赤字事業の切捨てと経済規模の縮小とが同時に起こり、いくら解雇し経費を節減しても終わらなかった。
同様に、ドイツの政策は緊縮財政を他国に押し付けるという点で、域内経済を縮小させる効果を生みます。
経済規模を縮小させれば、赤字を額で減らしてもGDP比では一向に減らない。
結局、更に歳出削減と経済規模縮小が続き、経済が果てしなく縮小してゆく。
ドイツは、日本のバブル退治以降現在までと全く同様の悲惨を、他国に強制しているわけです。
これは間違っている。日本のようになりたくなければ、現在はむしろ財政支出で支えるべき場合だろうと私は思います。