12/01/15 13:41:53.25 u0o+Q7i0
独自指標で一位
石川県は独自に集計した「幸せ度」調査で全国トップに立った。昨年12月、法政大 大学院の坂本光司教授らが行って話題となった「幸福度ランキング」では、福井、富 山に次ぐ3位だったが、「石川100の指標」を用いて対象項目を増やしたところ、 順位が上がったという。
手前みそのようで、いささか面はゆい気もする。それでも客観的な数値で示された 順位であり、石川県の住みやすさ、暮らしやすさを映し出す「診断書」である。
単なる自己満足で終わらせず、企業誘致や観光政策などで「幸せ度」全国1位を、積極的 にアピールしていきたい。
また、評価の高さと住民の実感が必ずしも一致しないとすれば、どこにギャップが あるのか、改善の手だてはないか、点検する必要もある。
8分野100の項目別に、 まだまだ不足している点を分析し、対策を講じるなどして改善していく努力が求めら れる。
昨年11月、ブータン・ワンチュク国王夫妻が国賓として来日し、ブータン王国で 実施されている国民総幸福度(GNH)が話題を集めた。
GNHは国内総生産(GD P)に代表される物質面の豊かさではなく、心の豊かさを重視した指標で、同国政府 は「心の安定」や「自然環境」「地域コミュニティの活力」など9つの分野で、国民 の充足度を高める政策に取り組んでいる。
経済力は小さくとも、ブータンのように国 民の9割が幸福を実感できる国は、一つの理想だろう。
「幸せ度」調査で、石川は8分野のうち「教育と文化」で1位、「福祉と医療」が 2位、「生活」「安全」で3位に入り、「自然と人口」「財政」以外の6分野で上位 5県に入った。
2位は富山、3位は福井で、法大大学院の調査とちょうど逆になった 。北陸3県はいずれも人口、経済規模ともに全国の1%にすぎないが、豊かな自然、 生活文化の質の高さ、粘り強い県民性などの共通点がある。
日本が成熟した国家へと移行していくなかで、ブータンのように、住民の幸福度や 満足度の向上を目指し、国策として取り組んでいく手法は、大いに参考になるのでは