12/01/04 14:32:43.80
「『中長期』的な課題にしっかりと取り組む」-。
東京電力の西沢俊夫社長は、4日の年頭あいさつでこう訓示し、一時国有化を含めた
東電改革案が議論される3月の「総合特別事業計画」の取りまとめに向けた決意を表明。
2012年が東電にとり大転換の年になるとの認識を示した。
東電によると、西沢社長の年頭訓示は、東京・内幸町の東電本店10階にある大会議室で、
午前9時半から勝俣恒久会長を含む全役員をそろえて例年通り行われた。
集まったのは幹部職員ら百人弱だが、テレビ会議システムなどを通じて福島第1原発などにも
届けられたという。
西沢社長は昨年について「まさに天地がひっくり返った1年」と総括。
求められる対応が「緊急かつ当座」から「中長期的かつ抜本的」なものに変わった
との認識を示した。
具体的な内容としては、廃炉に向けた技術開発などの取り組みや、電力の安定供給、
賠償作業などを列挙。
その上で、既成概念や既得権益に固執せず、「進取」の気持ちを持って、
原子力損害賠償支援機構と総合特別事業計画をとりまとめていく姿勢を示した。
一方、挨拶の最後では、4月に予定している企業など大口向けの電気料金値上げにも言及。
「お客さまに丁寧に説明していただきたい」と要請した。東電は、顧客との料金改定交渉に
今後に入っていくが、「値上げは受け入れられないという反発が多く寄せられている」(東電)
という。
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
■東京電力 URLリンク(www.tepco.co.jp)
2012年1月4日 平成24年 社長年頭あいさつ(要旨)
URLリンク(www.tepco.co.jp)
株価 URLリンク(www.nikkei.com)