12/01/04 08:33:31.52
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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日本の「生産拠点」である中国で人件費が高騰し、リスクヘッジ(危機回避)を求める日本企業にとって、
ASEAN諸国は「チャイナ・プラスワン」として存在感を増しつつある。
中でもベトナムはその筆頭格だが、首都ハノイやホーチミン以外に今、中部の都市・ダナンが
注目を集めているという。ダナンに向かい、その理由を探ってみた。
ハノイから飛行機で南へ約1時間、日本のように南北に長い国土のほぼ中央に位置するダナンは、
中部を代表的する都市だ。
国内随一のリゾート地で、海沿いには高級リゾートホテルが建ち並ぶ。
その一方で、ラオス-タイ-ミャンマーへと続く、東西経済回廊の東の玄関口としても知られる。
ベトナムは現在、チャイナ・プラスワンとして確固たる地位を築こうと、国ぐるみで企業誘致に
力を入れている。ダナンでも、工業団地の整備が急ピッチで進められている。
その一つ、ホアカン工業団地。ダナン空港からわずか10キロほどの立地だ。
ここにある小型精密モーター大手「マブチモーター」の現地法人「マブチモーターダナン」を訪ねた。
約10ヘクタールの広い敷地には工場棟(延べ床面積6・4ヘクタール)が並ぶ。
ここでは約4800人が勤務しており、工員のほとんどが女性だ。
1つの製造ラインに、作業服姿の女性工員がまとまって座り、作業を黙々と続けている。
どのラインにもチェック役の係員がおり、作業を確認しながら、工員に指示を出している。
こうした光景は、東南アジアの日系企業でもよく見ることができる。
ダナンでは、何が違うのか。「ハノイやホーチミンと異なり、ダナンは人件費が安い」と同社幹部が
説明してくれた。
-続きます-