12/01/03 01:50:28.36
【ソウル=尾島島雄】韓国の現代自動車は2日、傘下の起亜自動車を含む世界販売で、
2012年に11年比6%増となる700万台を目指すと発表した。世界景気の減速を踏まえ、
2桁成長を続けた過去3年に比べると保守的な目標を掲げた。
量から質を重視する経営へ方針を転換。世界5位の座を盤石にして、4位の仏ルノー・日産自動車を追う体制づくりを急ぐ。
11年は前年比15%増となる660万台を販売した。韓国、中国に続き米国市場で初めて年間販売が100万台を突破。
かねて強い新興国市場のシェアを固める一方、先進国で品質への評価を引き上げている。
世界販売は10年に前年比109万台を上積み。11年も86万台増やす急成長を続けてきた。
12年は中国とブラジルで新工場が稼働する見通し。生産設備の増強に加えブランドも浸透し販売を大きく伸ばす余地はあるが、
世界の自動車市場が不透明感を増しているため堅実な目標にとどめる。
鄭夢九(チョン・モング)グループ会長は2日、ソウル市の本社で開いた仕事始めの会合で「品質経営を強める。
素材から完成車まで品質管理を徹底し、高級化に注力する」と指示。
一方で12年の市場の見通しについて「成長の勢いは鈍化し、メーカー間の競争が一層激しくなる」と述べた。
URLリンク(www.nikkei.com)
ヒュンダイ自動車は09年以降、世界販売を急加速している。
URLリンク(www.nikkei.com)