11/12/22 01:21:00.16
日本エネルギー経済研究所は21日、2012年度までの短期エネルギー需給見通しをまとめた。
原子力発電所の再稼働に関し2つのシナリオを提示。
12年度に再稼働がない場合は日本の液化天然ガス(LNG)の需要が
10年度比28%増の約9000万トンに達すると見通した。
一方、カタールなどの増産で日本の需要が増えても世界的に供給面の不安はないと分析している。
原発が来年7月以降に順次再稼働するシナリオでは、12年度のLNG需要が約7700万トンになると予測した。
また11年度のLNG需要は原発代替の火力発電用の急増で約8400万トン(10年度比約1400万トン増)の見込み。
また、12年の世界の石油・ガス情勢見通しも公表。
需給バランスは現状と変わらないとみて、
米原油先物指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の年平均価格は
1バレル100ドルを挟み10ドル前後で変動すると予測した。
ただ、イラン情勢が緊迫した場合は120ドル前後に上昇し、
逆に欧州経済危機が世界に波及した場合は70ドル前後に下がる可能性も指摘した。
URLリンク(www.nikkei.com)