11/12/20 23:25:44.56
日本ガイシは19日、
同社製のナトリウム硫黄(NAS)電池で9月に火災事故が発生した件に関して名古屋証券取引所で記者会見した。
加藤太郎社長は原因について「異常な条件に設定した製品を(試験的に)つくることで火災を再現できた」
と述べたが、「原因は消防当局が特定する」と話した。
また、2013年3月期前半を目標に、生産を再開する意向を明らかにした。
三菱マテリアルの筑波製作所(茨城県常総市)に納入したNAS電池で9月21日に火災が発生した後、
電池の運転記録や部品の仕様から施工の状況に至るまで「あらゆる因子の調査を進めた」(加藤社長)。
製造履歴の調査では「不具合を確認できなかった」という。
火災の再現など一連の調査を通じて、原因の推定につながる材料は得られたもよう。
加藤社長は「当社の技術的見解をもって消防当局と接触を始めたところ」と述べ、
今後、消防による究明が進むとの見通しを示した。
顧客に納入済みの製品については「早ければ来春以降に具体的な(安全)対策に着手できる」とした。
13年3月期前半に生産を再開する際には、
単一の電池やモジュール単位で出火しても全体に延焼しないような
「多重の安全策を織り込んだ」製品をつくる予定。
URLリンク(www.nikkei.com)
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