11/12/20 14:37:33.21
ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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韓国で文化コンテンツ産業の「韓流ブーム」をマーケティングに活用しようとする動きが出ている。
K-POP(韓国ポップス)アイドルのコンパクトディスク(CD)や関連商品を売るだけでなく、
K-POPコンサートと観光ツアーを組み合わせたり、韓国ドラマによるイメージ向上を
家電製品や乗用車、化粧品などの消費財輸出に結びつけようとする国家戦略だ。
■大統領の公約
韓流ブームのきっかけは、1997年のアジア通貨危機後、経済再建を目指した韓国政府の
文化輸出戦略にあるという。
当初は「冬のソナタ」に代表されるテレビドラマが、日本、中国、台湾など東アジアでヒットしたが、
最近はK-POPに人気の中心が移り、市場も東アジアだけでなく、欧米や中南米諸国にまで広がった。
韓国文化を世界的なブランドにする公約を掲げた李明博(イミョンバク)大統領は、
大衆文化を有力な輸出コンテンツとみなし、海外進出を加速。いまや同産業は外貨獲得に
貢献するまでに成長した。
聯合(れんごう)ニュースによると、政府機関「韓国コンテンツ振興院」の統計で、
2011年上期(1~6月期)のコンテンツ産業の輸出額は前年同期比27.2%増の
2兆225億ウォン(約1350億円)だった。
最も輸出額が大きかった分野は音楽の733億ウォン(同64.1%増)で、
アニメの695億ウォン(同51.5%増)、
テレビドラマなど放送映像作品の212億ウォン(同181.4%)、
映画の133億ウォン(同44.9%増)と続いた。
■K-POPの影響大
韓流ブームはエンターテインメント産業以外にも波及している。
韓国貿易協会が、日本や中国、台湾、ベトナムなどから韓国に訪れた観光客やバイヤーを対象に実施した
調査によると、回答者の80%以上が「韓流ブームが韓国製品の購入に影響を与えている」と答え、
4人に3人が実際に韓国製品を購入したという。同協会は「K-POPやドラマなどを通じ
韓国製品の露出を図ることで、加工食品や化粧品、衣類の輸出につながる」と分析した。
韓国観光公社は、韓国を今年訪れた外国人観光客が900万人を突破、年内に1000万人達成も可能
と発表した。
外国人観光客数は3月の東日本大震災の影響で5月まで低迷したが、6月以降、前年同月比
10%以上の増加が続いている。
同公社のイ・チャム社長は「この持続的好調を可能にしたのは、K-POPをはじめとする
韓流の影響力が大きい」と語った。
■文化が企業活動支援
朝鮮日報によると、東方神起や少女時代などの人気アイドルグループを抱える韓国最大の芸能事務所
SMエンターテインメントの会長で、韓国文化産業フォーラムの共同代表も務める李秀満(イスマン)氏は
「以前は企業が海外進出すれば文化があとからついてきたが、今では文化が現地の企業活動を
手助けする状況に変ってきている」と述べ、韓国製品を世界で販売し、韓国に旅行客や買い物客を呼び込む
「韓流マーケティング」の可能性に期待を寄せている。
-以上です-
韓国の女性アイドルグループ「少女時代」。K-POP人気は韓国製品の世界進出に貢献している
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